民泊論議が盛り上がっていますなー。
来年には新法も施行されるようだけど、別に運営するつもりもないので、利用者として選択肢が多くて、利便性の高い世の中になることを望むのみ。
ただそれでもホテルの地位は揺らがないというか、そのサービスの有難さを感じる今日この頃。
明確に目的があって民泊使うんであればいいけど、そうでないならホテルサービスの安心感と、利便性にはやはり一日の長があると思うわけ。
ホテルサービスのメリット
何度かAirbnbは使って、大きなトラブルもなく満足ではあったんだけど、特別な目的、理由がなければ今の段階ではホテルがいいなというのが感想。
今更ホテルの良さって程でもないけど、改めてAirbnbと比較すると、有難いと思うことが多々あり。
チェックイン時間に融通がきく
ホテルだったら当たり前なんだけど、民泊だとそうはいかない。
交通機関の都合とか、飲みが長引いたとか、諸々の事情を大きな、ひろーい心で受け入れてくれる。
もちろんあんまり安い宿だとそうはいかないけど、高級ホテルとはいかなくても、普通のビジネスホテルレベルであれば、結構なわがままは聞いてもらえる。
何かあれば連絡して事情を話しておけばいいというのは安心。
24時間トラブルに対応してくれる
そんなにトラブルというトラブルがあるわけじゃないけど、何かあるときにいてくれる心強さ。
前にドイツのベルリンでAirbnb使ったときに、鍵は鍵Boxに入れてあるというパターンで、宿主と会わなくてもいいというのがあったんだけど、その鍵Boxが全然見つからない。
しかも建物が廃墟みたいなところで、落書きがそこら中にあるし、どんよりとした空気。
何より真冬でクソ寒い。冬のドイツはクソ寒い。
それは友人との旅行で、4人いたから宝探しするみたいで、そんなに焦るでもなく、むしろ楽しみながら何とか探し当てたんだけど、一人だったら、または夜遅かったらと考えると、かなり冷や汗もの。
ちなみに途中何度かメッセージを宿主に送るも返信は一切なかった。
宿側からの変な要望がない
これはAirbnbをUKロンドンで使ったときの話。
宿泊数日前に、鍵の受け渡し時間を昼ぐらいから18時に遅らせて欲しいって連絡が来た。
当日まで時間はあったし、どうしようもない用事が入ったみたいで、まぁいいですよって話なんだけど。
こっちは先に鍵を貰って荷物降ろしてからちょっと観光しようと思ってたけど、荷物持って街をブラブラする羽目に。
別に大きな問題ではないといえばないんだけど、ホテル使うときはどっちかっていうとこっちのワガママ聞いてもらうのがほとんど。でも民泊だとお互い様精神というか、客の方が折れる場面も往々にしてあるということ。
これで旅行の日程を変えざるを得ないって事態に遭遇すると、結構きつい。
宿主からはきちんと連絡もあったし、人としては良い人だったけど、やっぱり個人と個人だとこういう問題?はどうしても発生する。
民泊最大の難点は予約できないこと
実はそういう問題とは別の次元で何度も予約を断られるという経験をしている。
それがたまたま先客がいたのか、宿主の都合が悪くなったかはわからないけど、ホテルであれば空き室があれば入れるのに対して、いちいち承認みたいにされないといけないのは面倒。
上で書いたロンドンのときは2回断られていて、予約を確定するまでに数日を要した。
Airbnbレビューシステム
Airbnbにもレビューシステムはあって、宿側だけでなく、ユーザー側も評価されているので、もちろんレビューを見て判断したのかもしれないけど、私のレビューは悪くない。というか良い。
多分だけど、性別とか、年齢とか、国籍とか、色々と判断して、この人はなんとなく嫌だなとかって判断しているんじゃないかと予想する。
ホテルはそんなん気にせず予約できるってのがいい。なんか当たり前の話を繰り返ししている気がするけど、当たり前の裏側にはそれを当たり前にする努力があるのだと思うわけです。
ホテルの皆さん、ありがとう。
新しい宿泊体験があるのは間違いない
とはいえ、色々書いたけど民泊が素晴らしいのは言うまでもない。
やはり旅行した先特有の建物とか人と知り合えること、旅行者同士のつながりもあるのが楽しい。
多分値段的にはその地域の相場を大きく超えて安くなることはないという感覚だけど、例えば繁忙期でホテルが満室になったときに、民泊がそこを埋めるような動きがあると助かる。
後は、上であげたような細かいところを運営する側(Airbnb)でどこまでサポートできるかがポイントだな。
オンラインBookingサイトの色々
民泊云々は関係ないけど、昔はどうやってホテル予約してたんだっけと思わずにはいられないほどオンラインサービスにお世話になっている。
今はちょっとPCから、スマホからホテルを予約することが出来る。
そしてGoogle mapと連携して、目的地まで一直線。
便利な時代になったものです。
民泊代表といえばここAirbnb。
発音するのが難しくて、”えあーびーぁんびー”と、”あんど”とはっきり発音しないところで通ぶりをアピールできる。
もしかしたら最近は他にもサイトあるのかもしれないけど、やっぱりAirbnbなくして民泊語るべからず。
日本国内では使ったことないけど(まだ法的にはグレーと思われる)、ヨーロッパではかなりお世話になったし、柔軟な旅をアレンジできる。
楽天トラベル
国内での宿泊では楽天トラベルがメイン。海外で使えるサービスもそのまま使える葉使えるんだけど、検索数がまだまだ楽天の方が多い気がする。
Booking.com
海外ではほぼほぼBooking.com一本。
以前は何個かのサイトを比較していたりもしたけど、面倒なのでBooking.comに統一。
その他:Agoda、Hotels.com、Expedia
Agodaが好きな人も相当数いる印象。ただAgodaとBooking.comは両社ともプライスライングループの傘下らしい。知らんかった。同じグループだったとは。
だいぶWebサイトの作りも、思想も違うように感じたけど、まぁそれは元々違う会社だったからか。
ExpediaはオンラインBooking.業界では老舗かな。なんか国ごとのアカウントが上手いこと統合されていなくて、日本語サイトで予約したものがUKサイトだと認識しないみたいな事態に遭遇したので、それ以来使っていない。
どちらが良い悪いじゃなくて、使い様
結局はそういうことなんだけど。
今は悪くても、来年は改善されているかもしれないし。もちろん逆もあるだろうけど。
ただホテル自体はもう当たり前になっていて、そのサービスに驚きも感動も得られないけど、こうやって比較してみると、みなさんの大きな努力に支えられているということに改めて気づかされるわけです。
わっしょい