Todoリストを捨てるべき時と、GTDのススメ

仕事・キャリア

どうもTarfです。
 
社会人歴は10年以上20年未満。ちょっとブランクというか、色々と挟んでいるんで正確なところはわかりませんが、いずれにしろそれなりの時間を社会の荒波にもまれてきたと自負しております。
 
さて一流の?ビジネスマンに必要なものと言えばなんでしょうか。
 
 
、、、そうです。Todoリストです。
 
その日、その週、その月に何が必要であるか、何をすべきか、考え、思考し、熟慮し、上司からの無理難題も、同僚からのお願いも、得意も不得意も、酸いも甘いも含んだもの、それがTodoリストです。
 

Todoリストを捨てるとき

そんな出来るビジネスマンの親愛なる相棒Todoリスト、、、捨てましょう。もうTodoリストに縛られる人生を送るのはやめにしましょう。
 
そもそもTodoリストに載せていないと忘れてしまうものなんて”しないといけない”ことじゃない!
 
と断言してみます。

Todoリストの功罪

Todoリスト最大の功績といえば、とりあえず覚えなくても10個20個、はたまた100個を越えるしなければならないことを華麗に記録し、次の日も、次の週も、「お前仕事終わってないぞ」と継続して教えてくれることです。
 
更に言えば、そのTodoリストを処理していったときに、「俺は仕事をしているんだ」、「私は前に進んでいる」、「我々は成長している」という快感を得られるのも大きなメリットかもしれません。
 
しかしながら、Todoリストの魔力に取り付かれた人は、世の中の本当の真理について忘れがちになるのも事実です。
 
それは、、、世の中にはしなければならないことなんて本当は大してない、、、という事実。
 
Todoリストのリストを振り返ってみると、確かにしないと困るものが多数あります。ただしそれはあくまで個人の話であって、恐らく隣の人には関係ないし、隣の会社の人にいたっては単語すら分からないかもしれない。下手したら会社には何の貢献もしない作業かもしれない。
 
もちろん個人にとって必要なことはやる必要があるわけですが、少なくともそれは誰かにとって本当に役に立つものか、迷惑をかけないものか、貢献するものか、そして何より自分は本当にそれをしたいのかを認識した方が良いでしょう。

Todoリストが苦手な人だっているんです

実は何を隠そう私はあまりTodoリストの使い方が得意じゃないんです。何度もトライしているものの、いっつもリストとは違うことをしてみたり、3日ぐらい見なかったり。更にすぐにリストの作り方、やり方を変えるものだから、習慣化できずにまたTodoリストをないがしろにする。悪循環です。

そうです、Todoリストを使いこなすビジネスマンを一流と称した私はつまり、出来ないビジネスマン、三流ビジネスマンだったのです。

Todoリストを捨てろというのは、世の中の、Todoリストを華麗に使いこなす出来るビジネスマンに憧れを抱く者の、上手く使いこなせず自己評価が低くなりがちな三流ビジネスマンへの、自己肯定を高めるためののエールなのです。 

Todoリストなんてなくても生きていけるさ、と。

Todoリストはそれでもいいやつだった

なんだかんだ言いましたが、Todoリストは使えるやつです。何より自分で書き出すという行為が良い。書いて、必要が無いと思えばまた消せばいいし、書いたことで更に気付くこともあるでしょう。

要はTodoリストに縛られるのがダメなだけであって、リストを作る行為自体は自分の頭を整理する良い時間になるはずです。この時間はプライスレス。

GTDは優れたツール

そしてやっぱりTodoリストが必要なんだったら、GTDが良いです。
 
GTDって何だと思った方、なかなか良い手法なので詳細を知りたければググった方がいいと思いますが、かなり掻い摘んで説明するとTodoリストのやり方をもう少し明確に定義したものです。
 
「収集」「処理」「明確化」「整理」「レビュー」というStepに分けて実施するというもので、各フェーズで何をするかをちゃんと決めているので、いい加減にTodoリストをやって諦めてしまう私のような人間にはなかなか良いです。
※Stepはバージョンによって違う模様
 
特に「収集」、リストつくりに縛りを設けず、プライベート、仕事関係なく、とりあえず全部吐き出すというコンセプトがいいです
 
ちゃんとやる方は最初が重要です。本があるので、一冊ぐらい読んで気合を入れて挑むと良いと思います。以下は面白いわけじゃないけど、さらっと読めます。買うんだったら中古で200円しないので、それで十分と思います。
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何もしないをするという習慣

Todoリストを作るうえで、私がひとつだけ加えるとすれば、”何もしない”という”Todo”を入れることでしょうか。

なんだかんだでTodoリストそのものを作らないというのは、親友との関係を断ち切れといわれているに等しく、一流ビジネスマンだったら出来ないわけです。

※超一流ビジネスマンは全てを頭に叩き込めるのでTodoリストなんていらない

10分、20分でも何もせずにいられるというのは、現代人にとって結構苦痛だったりします。

でもそのぐらいの余裕を持たずして、何が一流ビジネスマンでしょうか。

何もしないをしましょう

まとめ

なんだか、Todoリストがいらないといってみたり、やっぱり良いやつだと言ってみたりしましたが、現代においてTodoリストに縛られすぎなのは現実としてあるなと感じています。

そしてTodoリストに書いてあることは往々にして表面的にしなければならないことなんです。

だから作業としてのTodoと、人生においてのTodoはきちんと分けてるべきで、作業としてのTodoをこなしたからといって幸せにはなれないということです。

 

幸い現在の職場はTodoリストを作るほどTodoが無いので、とりあえずノリで生きていけます。あとは人生のTodoリストにかける時間を増やしたいと思います。

わっしょい。


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