SketchUpの木造建築用BIM化に向けて

ものづくり・建築

さてさて時間をかけて進めていきましょうか。

とりあえずネタを仕込んでからと思ったものの、SketchUpの機能は多機能すぎて、覚えるそばから忘れていくので、とりあえず備忘録がてらSketchUpのあれこれを記録していきます。

まずはその辺を始める前に、前段ということで、なぜこれを進めていこうと思ったのかを記しておきますか。

目次

  1. 住宅設計にはびこる無駄を排除したい
  2. そこで見つけたBIMという解決方法
  3. なぜにSketchUp??

住宅設計にはびこる無駄を排除したい

私はもともと住宅設計とは無縁の世界にいて、建築なんて遠い世界の絵空事でしかなかったわけです。それが何の因果か、それを学び、あわよくば生業にできたらいいなーなんて、妄想を抱くようになっている現状があります。

とはいえ、この業界非常に不思議な一面があります。

この業界、とにかく無駄が多くて、商品(住宅)品質のバラつきが大きい。できる業者・設計士は素晴らしい住宅を提供しながら、それでもなお高みを目指して頑張っているのに、できていない人・会社は出来ていない分だけ、営業力だけは高かったりもする。

この辺は業界の構造そのものに課題がありそうな気がしてて、まぁその辺は追々気が向いたら触れてみますかね。

そこで見つけたBIMという解決方法

別に目新しいものではないんですがね、私はこれが一つの解決法なのではと思ったりしてます。BIM、いわゆるBuilding Information Modelingというやつ。

でもこれが結構な曲者。業界ではRevitやらArchicadが主なところなのだけど、住宅設計で使われているところは極わずか。既に業界に認知されて10年以上たっているのに。きちんと使ったら本当は便利なはずなのに、なんか毛嫌いされているというか、相手にされていないというか。日本になかなか浸透しないキャッシュレスサービスの悲哀に近いものを感じる。

そこには使い勝手とか、コストとか、はたまた建築業界の構造とかいろいろな課題はあるんだろうけど、とりあえず誰か使う人がいて、そのメリットを大っぴらに自慢していかないと、どうしたって続く人は現れないということで、なんのしがらみもないワタクシ目がその役をやろうと、そういう次第でございます。

なぜにSketchUp??

もちろん単にBIMを広めるだけであれば、RevitやらArchicadでもいいわけです。でもこいつらはまぁ使い勝手がお堅い。どこぞの官僚機構のような造りで、ルールを学びつくさないと先に進ませない厳格さを感じます。

その点SketchUpってのは、とりあえず走りだせるというか、色々遊べる。もちろんBIMそのものではないから、BIMになるまでには色々と課題はあるものの、まず使えるっていうのは非常に重要ではないかと思うのです。それでもPluginやら使い勝手を自分で工夫することでBIMにも匹敵する力を秘めているあたりが、これに挑戦しようと思ったきっかけでございます。

おすすめ図書

初心者にはまずこれだな。特に住宅設計に使える。ただ実際はここまで細かくモデリングする必要ないけど、あくまでこれだけ出来るって知ることが大事。

初心者向けじゃないけどこれは結構使える。それなりに使えるようになってから。


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