久々の更新である。なんでもそうだけど、そのものの難しさとか、面倒さとか、そんなことよりも何よりも、「久々である」という、これ自体が再開する上での最大の障壁になるんだと認識を深くしている。
でも私はそんなハードルを乗り越え、ここに久々に戻ってきたわけだ。お褒め頂きたい。
さて、久々だと単に生活のリズムが”書かないこと”をベースにしているということも確かにあるのだけど、書くことがいっぱい溜まりすぎて、さてどれを書いたらよいのかわからない問題というのが発生するわけで。
だからここでは、今の私の最大の関心事である建築、家づくりについて語りたい。
家というものへの世間の関心の無さ
衣食住。
人間生活を送る上での三大要素というのは小学生でも知っているはずなのに、どうやら三大とは名ばかりで、”住”は完全に出遅れている。というより”衣食”の発展を褒め称えるべきなのかもしれない。
家を探すときにどうしても、駅チカであるとか、スーパーが近くにあるとか、そんな環境だけで選ぶことが多すぎる。どう考えても家に求められる最優先事項は快適さのはずなのに。
もちろん家に寝に帰るような人もいるのは知っているし、それだけでも下手すると数十万円の家賃やら住宅ローンやらを払っているかもしれない。
だからってそりゃないよなと思わずにはいられない、この”住”に対する世間の処遇の低さよ。
家の地位向上に向けた戦いがここに始まる
ということで、私は勝手に住環境の向上にむけて動き出すわけである。
実はそう思い始めて色々と調べだすと住宅に関して知らないあれや、これが山ほど見つかった。家なんて買ったことはないけど、それなりには知っていると思ってただけに自らの無知さに衝撃を受ける。世の中に健康情報は溢れてるけど住宅情報って全然流れてない。
今後それを記事にしたためていきたいと思うのだけど、ここで言えるのは日本の住宅レベルの低さ。住宅の性能ってのは贅沢さではなくて、料理でいえば当たり前の美味しさみたいなもんで、それを享受できていない我々日本人は残念過ぎる存在のようで。海外、特に欧米に比べた時の性能の低さは残念極まりない。
災害が多いとか、気候風土とか理由はいろいろとあるんだろうけど、結局業界がいけてないのかな。
折角日本には残していきたい住宅、建築が山ほどあるのに、こんなにも魅力が発信されていないなんて。
家は消耗品じゃない。
こんなに高価で、誰もが憧れるマイホーム。寝たり、食事したり、友達呼んだり、本読んだり。生活のあらゆることがそこをベースに設計されるのに、買ったときがピークであとは使い古されていく家という存在。
もちろん賃貸だってそこには何年も住むわけで、 引っ越しだって楽じゃない。さらに家族がいたりすればその労力、コストは想像を絶する。
そこが衣食住の衣食とは違うところ。だから私は住む場所が、快適なものへとなるよう願うだけでなく動き出すのだ。
おすすめ本
ちょっと本のネーミングセンスは頂けないけど、この人の言うことは至極もっともで参考になる。日本はもっと家の資産価値を上げるという観点で家の性能向上にいそしむべきなんじゃないかなー。
わっしょい