マンション生活の勧め。一軒家暮らし生活の勧め。

ものづくり・建築

よく言われるマンション、一軒家のどちらが良いか問題。

実家ぐらしの頃はそこそこ田舎のよくある一軒家暮らし(当時築30年位だったか)だったこともあり、マンション暮らしってのに憧れがあったわけ。友達の住むマンションに行くたびに、なんかオシャレで洗練された都会の生活を感じたもんです。まぁ今考えたら別に普通のマンションだったなーとは思うけど。

それから暫くして、東京に出て独り暮らし。独り暮らし歴も長くなると、都心のいろんな場所を経験したり(新宿、渋谷界隈が多かったかな)。広さも段々グレードアップ。結婚して1DK、子供までできると2LDKまで経験したりして。

そんなこんなしてたら思いがけずも一軒家に住む機会を得まして。場所は東京から遠く離れた東海地方の、その中でもさらに田舎街。もちろん購入などできるはずもないので賃貸だけど、築25年ぐらいで居住面積128㎡。都心だったら考えられない広さ。しかも家賃は前住んでたところ(東京)の3分の1、、、。

結局マンションが住みやすいという現実、、、

一軒家は本当に広い。それは単に部屋が広いっていうのではなくて、自分で見ないといけない範囲が広い。マンションだと家の外ってのは玄関と、窓(ベランダ)だけ。でも一軒家だと四方になんらかの空間があって、そこも我が家なわけ。下手すると家の前の道路も何となく自分の家の範囲になってるっぽかったり。

そもそもマンションだとあんまり家に対してメンテナンスって概念がないんだけど、やっぱり一軒家だとそうも言ってられない。

一軒家のここがしんどい

蜂の巣ができたら退治しないといけないし、草むしりだってそれなりにはしないといけない(土はないけど、コンクリートの隙間から出てくるんよ)。

そして何より厳しいのは寒さ。暑さは家が広い分そこまでではないと思うんだけど、寒さは厳しい。あのコンクリートでガチガチに囲まれた感のマンションが懐かしい。これから来る冬に対処できるのか。健康に悪いと言われるガスファンヒーターも投入して何とか凌ぐつもりだけど、寒さに震えること間違いなし。

意外と地味にきついのがゴミ捨て問題。

これが特にきつい。

マンションだと、その建物の中にゴミ捨て場があって、24時間いつでも捨てることができるってのがあって、ゴミの収集日を気にしなくて良かったりして。

最後に住んでいたのは24時間ってほどじゃなかったけど、それでもマンションだけのゴミ捨て場があったから、燃えるゴミはいつでも出せれた。

それが一軒家だと、本当にその日に捨てるしかない。

この前長期で家を開けるときはどうしてもゴミの日と、出発の日を合わせられなくて、ゴミ袋を何十にもしてゴミ箱に押し込んでいきました。夏の暑い日に帰還したので、それはそれは恐ろしい臭いを発していたわけですよ。

それでも諦めきれない一軒家暮らし

だがしかし、それを余りあるアドバンテージも勿論ある。

まずは一軒家暮らしの自由感。子供が小さいけど、特に階下、隣に気を遣うこともないし(あまりに泣き叫ぶと隣近所には聞こえるけど)、ちょっとした作業とかをできるスペースがあったり(これは家によるけど)、しかもいちいち階段、エレベーターを使わなくて良いのは大きい。

特に隣近所との距離感がいい。マンションだと隣に住んでます!感が強すぎると思うのだけど、一軒家だと隣近所でもそれなりの距離感があるというかなんというか。これが心地よいわけ。まぁこの辺はご近所さんとの付き合い方が大きいとは思うけど。

理想は複数拠点生活と、ライフステージごとの変化

とまぁ色々とあるけど、結論としてはその時、その場所、その環境でどちらが良いかは変わるので、変わる前提の拠点を選んだ方が良いってこと。

ちなみに私は現段階で場所、間取りが望むものだったら一軒家を取る。一軒家のほうが色々できるし、家自体のメンテナンスというかDIY的な事を楽しみたい。明らかに人間力が上がっている気がする。気のせいかもしれないけど。

ただ他に時間をかけたいことがあったり、子供も独立しての夫婦二人暮しになると、正直マンションの方が良いんじゃないか、と思うこともある。明らかに効率が良い。

理想はいくつかの場所を転々とするってのが良いんだけど、なかなか難しい。でも実家とか色々な事を視野にいれるとそれが正解な気がしたり。

最後に

さてまずは住まいの事を知らないといけない。簡単に、それでも重要な事を抑えているこれは結構おすすめ。

もう少し”家”について皆理解したほうが人生楽しいんじゃないかと思う今日この頃。


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