木を削る、彫るススメ。大事なのは不要なものを削り落とす心。

ものづくり・建築

どうもTarfです。

一応ものづくりというか、家具作りの基礎を学んでいます。ただ実際に使えるものを作るまでには果てしない道のりなのです。

未だに線の引き方、のこぎりの使い方、直角の出し方なんかで苦戦していて、たまにしか行かないって言うのは多分にあるものの、そもそも職人技の世界なんで難しいのです。

で、とりあえず何か製品作りたいなーって思って、そうだとりあえずスプーン削っちゃおうって気づきました。スプーン削りだすぐらいだったら何かすぐに出来そうな気がしたんですね。そして実際品質にこだわらなければすぐに出来る。そして是が病みつきになる可能性を秘めておりました。

まずは道具集め。

思い立ったが吉日。道具がなければ話しになりません。とりあえずAmazonで買いあさります。各商品高いのから安いのまでピンきりですが、出来るだけ安くてレビューが高いものを選んでいきます。

結果的にどれも結構良かったと思います。まぁ初心者なので良く分からないってのが本音ですが。ちなみに刃物は値段でかなり品質も違うらしいので中堅どころの値段にしてみました。やはり形から入るのは重要。

ちなみにこれらのものを買うまでに数日見て回っていたんですが、値段が結構コロコロ変わるんです。これは刃物業界そうなんでしょうか。

Google Chomeの拡張機能にKeepaというのがあって、それだとAmazonの過去の金額推移が見ることができるので便利です。たまに意図的に値段を上げてそこからあえて割引するという悪どい人もいますから、要チェックです。

とりあえず必須アイテム

持っていたほうが良いアイテムっていうのはありますが、そもそもこいつらがないと話になりません。もっと安いのもあるし、木材だったら人によってはタダで手に入るかもしれません。

木材

もちろん削る木材がないと話になりません。タダで手に入ると書いたものの、木っていうのは何でも良い訳じゃないんです。色味は勿論、堅さも特性も違うので、例えば堅い木っていうのはめちゃめちゃ削るのがしんどい。

じゃぁ柔らかい木がいいかっていうと、すぐに凹んだりするので、一応お勧めされている木というのはあるようです。ただ堅さが欲しいとか、色が濃いのが良いとか色々想いもあると思うので、このセットをお勧めします。

家具に使った木の残りを詰めているらしく、多分買ったら結構高いのも、安いのも色々入っています。木材福袋ってところでしょうか。

サイズは端材だけあって、薄っぺらかったり、小さかったりするけど、まぁ初心者だからいいのです。

ちなみに全く関係ないですが、なぜか娘は本物の積み木よりもこの木の端材を積み木代わりに遊んでいるので、おもちゃを自分で作れるようになるまでは、この木材自体がおもちゃ代わりになります。

小刀

小学生のときを思い出す。机の中に小刀が入っていてなにかが作れるような気がしていたんだけど、別に鉛筆削っても達成感ないし、結局何していいか分からなかった。学校でも意外とそんなに使わなかったし。

それが今回大活躍。”木彫”で検索するとやたら彫刻刀がどうとか検索にヒットしますが、個人的にはまずは小刀で削った方が楽しい。

そんなに高いものではないし、何ならカッターナイフ代わりに使えるので、どうですか、各家庭に一本!?

彫刻刀

流石に小刀だけじゃ、削るのは出来ても、彫るのはできませんからね。私は結構いいの買いました。これも小学生のときは好きだったけど、もっと安物つかってたかな。

いきなり10本も要らないとは思うけど、今後はもっと高度な彫り物に挑戦しますから。

紙やすり

これがあるとないとでは、最初の感動が違う。彫って、削るだけだとどうしても手作り感というか、ケバケバ感が残るけど、ヤスリで磨けば見違えるような製品感が出てくる。しかもこうやって違う粗さのヤスリをセットにしておいてくれるのは助かる。

ちなみに最後はオイルで仕上げるのだけど、それは買い忘れたので家のサラダオイルで済ませました。まぁおいおいちゃんとした奴を用意しようかな。

これから使うであろうアイテム

後から買うのも面倒なので、とりあえず必要となりそうなアイテムもそろえました。

準備あれば憂い無し。

研ぎ石

刃物は切れなくなったときがストレスだし、危険でもあるので最初に準備しておきます。

カッティングシート

これは必要だったか微妙。普通にキッチンのテーブルで紙引いて削っています。まだ本格的に彫る必要がないからかもしれないけど。

まぁ色々と使う場面は出てくるでしょう。

これから欲しいアイテム

電動糸鋸

やっぱりある程度形を整えてから削りたい。でも流石にマンションではどうかな。音は結構静からしいけど、木屑が心配。でも欲しい。

作業台

本当に普通の机の上で気軽に出来ます。でも流石に段々複雑に、高度なことをやろうと思ったらきちんと作業台で冶具を使ってすべきです。怪我防止のためにも早く準備します。

木を彫ると木を切るの違い

これは私も始めるまで気づきませんでした。家具作りでも削ったりはしますが、あくまで補助作業のような感じで、あくまで形を、製品を作り出すためには”組み立てる”という作業をするんです。

方や木彫っていうのは、”彫る”とか、”削る”そのものが形を作っていく作業なんです。不要なものを削ぎ落として、その木の中から欲しい形を作りだすって感じ。

これは思いのほか違います。

おもちゃでいえば家具作りは積み木、木彫は粘土遊びって感じでしょうか。ちょっと違うか。まぁ言いたいのは全然違う作業ってこと。

そして削る作業そのものが楽しいってこと。削りすぎて穴が開くんじゃないかっていうぐらい彫り続けてた。

木彫(木を彫る)のススメ

我ながら良い遊びを見つけました。

とりあえずスプーン一つだったら半日もあれば、簡単なやつは作れる。

手元に小刀一本置いておくだけで、ちょっとした時間の空き間に爪を切るぐらいの間核でぽりぽり削れるわけです。

なんか現代においては一心不乱に削ぎ落としていくって作業はストレスフルなサラリーマンにうってつけのような気がします。

次は何を作ってやろうかなー。

そのためには電動糸鋸が是非とも欲しい。別に電動である必要は無いんだけど、電動が欲しい。さてさてどうやって妻を説得するか。

わっしょい


タイトルとURLをコピーしました