デジタル・ネイティブどこ吹く風。
アナログ街道を今日も突っ走ります。
誤解のなきように言えば、デジタルが嫌いというわけじゃない。
ガジェットの性能はとりあえず最高スペックを求めるし、新しいサービス、プロダクトがローンチされればそれなりには試してみたりもする。
メモは紙よりEvernoteだし、ファイル、写真保管にはGoogle photo,Dropbox,エンタメはTVではなくてNetflixかAmazonVideo。
でも、でもね、本性は昭和生まれの、面倒くさがりの田舎もんなわけですよ。どんなに頑張って、背伸びしたって私にはデジタルで全てを完結するのは無理なようで、スマホでレポート提出までこなす新人類とは相容れないのです。
どうしたらいいか分からない写真管理
未だにどうしたらいいか分からないのが写真をどう活用しようかって話。
スマホはもちろん、一眼でも結構な枚数撮るものの、昔っから撮るだけ撮って、とりあえずHDDにぶん投げておくという雑な管理しかしてなかったもんで、どうやって過去の写真を楽しむかという方法を知らないわけ。
これが多少なりともアルバム作るのが好きとか、撮った写真をよく見返します、みたいな人だと違うんだろうけど、生粋の面倒くさがりはそんなことはしないのです。
かといって写真は撮るわけで、もちろん見たら見たで懐かしいなと思ったり、楽しんだりは人並みにはするから、なんとかしたいなーと思ってた。
スマホでチェキは救世主
そんな私にも救世主が現れました。その名も”スマホでチェキ”。
最近の若者は知らないのかな。一応チェキそのものは一斉を風靡して、現在もこうやって新しいプロダクトを投入しているので一定数の支持は得られているとは思うけど。
ただ私自身田舎もんで、かつ男臭い道を歩んでいるもんにはこういう華やかなアイテムは無縁だったけど。
なんかこのチェキってやつは女子達のキャッキャした声が聞こえてきそうでいまいちとっつき辛い。
それでも我が家にもやってきました、スマホでチェキ。
チェキもまだまだ現役のようですが、、、
そもそもその女子達がキャッキャしてる(?)旧式チェキ(今も現役みたいだけど)そのものにもどうにも魅力は感じなかったんです。
まずね、カメラがちゃちい。
私は普段はPentaxのごつい一眼を使っているのだけど、とりあえず軽量とか、可愛いとかっていうデザインは信用なら無い。
男なら重くても、ごついやつ選ぶでしょ。それが信頼ってやつでしょ!と訳のわからないポリシーがありまして。
デザインはもちろん重要だけど、可愛さっていうのは何か表面的な気がして、それはちゃちさを覆い隠す魔法の言葉のような気がしてならない。
そしてフィルムが高い。
そしてこのデジタル全盛の時代において、フィルムってのは元々フィルムカメラに慣れ親しんだ世代でもないし非効率にしか思えない。
一枚一枚コストを計算してしまうような貧乏人には経済的にも、精神的にも優しくないじゃないか。それこそ昔のフィルム式のカメラのように、一球入魂。気合入れて写真取るならまだいいけど、チェキってもっと気軽にパーティーな感じでパシャパシャ撮るもんのはずでしょ。
まぁこの問題についてはスマホでチェキも同じフィルムを使ってはいるんだけどね。
スマホでチェキってなんだ?
じゃぁそのスマホでチェキって何だって、要は小型のプリンタ。
使う用紙がチェキのフィルムで、スマホとWifi接続して、撮影はスマホで撮ったやつもいけるよってこと。
何がいいって、とりあえず撮るときは今までどおり気にせず撮る。そんで気に入った写真だけプリントする。これだけ。
そんなに何枚も印刷することはないけど、1枚2枚印刷しておけば、なんとなく何をしたとか、どこ行ったってのは思い出せる。もっと見たかったらスマホでもPCでも見たらいい。
紙はあくまでチェキ用のちっこいプリント用紙なので、なんか小さいアルバムでも作ったり、壁にぺたぺた貼ったりすれば何気に日々見返すこともできる。
やっぱりなんだかんだでアナログ管理ってのは見返すのも楽。
細かい画質がなんだとか、色合いがとか言わないで、なんとなくノリのよさそうなやつだけプリントすればいいから面倒くさがりにだって精神的にも楽なのさ。
最後に
これを買ったからって写真管理の問題が解決するわけじゃないんだけどね。
結局それをどうするか考えるよりも、どうやってアナログ管理に結びつけるかを考えるほうが昭和世代には、はまるようです。
ただ元々妻が欲しいって言ったからかったのに、本人は「やっぱり普通のチェキだったかなー」とか言っている始末。
結構高かったのに。
世の中うまいこといきません。
わっしょい