とりあえず愚痴ります。
まずは愚痴ります。
そして一通り愚痴ったら笑いましょう。
仕事の出来ない上司は悲劇
ここに2人の人がいます。
2人とも仕事があまり出来ません。ここでいう”仕事の出来なさ”は何でもいい。物覚えが悪いでも、計算が遅いでも。
ただ2人には決定的な違いがある。一人は上司で一人は部下。
仕事の出来ない部下は可愛げがあるかもしれない。
でも仕事の出来ない上司、これはもはや喜劇にはなりえない。悲劇。災害。Disaster。
部下全員が被害を被るどころか、会社も、なんなら社会も被害者になる。
聞く耳の無い上司ほど手に負えないものはない。
上司がとにかく人の話を聞こうとしない。
議論なんてした記憶が無く、常に固定の価値観を人に植え付けるか、その価値観が絶対だという確認作業しかしたがらない。
本来上司の仕事って管理のはず。環境を作り、部下を鼓舞し、価値を生み出す組織を作るのが仕事のはず。もちろん実務をやりたいだったらやってもいいけど、部下の仕事の邪魔はしないでほしい。
要は上司は部下に気持ちよく仕事させてナンボの存在ってこと。
もちろんできない部下にはそれなりに鞭も必要かもしれないけど。
ただこれが仕事の出来ない上司になると、問題が発生する。
おかしなやり方を押し付けてくる。そして意見と態度がコロコロ変わる。
自分の権力に対する自負心があるので、やたらそれを誇示したがる。俺は偉いんだ、私の言うことを聞け、と。そしてそれがいつか脅かされるのではないかという恐怖心があるため、必要以上にその力を誇示し続ける。
残念な上司になって思いを馳せてみる
ここまで考えてふと思う。
あぁ。残念な人だなと。おそらく今まで尊敬できる、仕事ができる上司というものに巡りあった事が無いんだと思う。
だから本とか、ネットとか、聞きかじりの情報を繋ぎ合わせて中途半端な上司像を作るしかなかったんでしょう。
部分的な正論を振りかざし、そこで相手が弱みを見せれば徹底的に自分の力をアピールし続ける。本当に強い人間はあえて自分が強いなんていわない。
こういう人を変えることなんて出来ない
上司は部下を指導、監督できる立場にいるけど、逆は不可能。
だからもう環境を変えるしかないのだと思いがんばっています。ただあと1年くらい準備にかかりそう。
しかもどう考えてもまたお小言を言われる案件が控えている。なぜか問題が発生すると、社外との調整、交渉にではなくて、社内の人間、しかも一番詰め易い人間を詰めることに注力する。それが本人にとって仕事をするってことなんでしょう。
まぁどうせその場でわーわー騒ぎたいだけなので、とりあえずじっと我慢しています。ものすごいストレスだけど。
愚痴からは何も生まれない
ここまで書いて分かったことがあります。愚痴はただストレスしか生まないってこと。
変えられないものに悩むことほど非生産的なことはない。もう忘れます。
またどうせなんか言われますけど、それはそのときの問題。
セトウツミという漫画
映画、ドラマにもなっているあれです。めっちゃ面白い。
その中の話にこんなくだりがあります。
セトがヤンキー先輩に絡まれて、そのことを思い出してめっちゃむかついているんです。
するとウツミがそのことを思い出すことによってそのイライラを追体験していると諭します。
あぁ今の私も同様の事象。
悪いことがあったら、反省できることはしたほうがいいし、改善できる努力があるならしたほうがいい。
けれど、そんなことでストレスを過度に感じるんであればとっとと忘れて、自分のことに時間使ったほうがいい。
とりあえず笑っていきます。