どうもTarfです。
子供がいる我が家は児童手当という名のお金をお国から貰うことができます。ありがとうございます。
ただ、その運用方法にご立腹です。今回それを感じたのは現況届け確認というもの。一年に一度行うらしいんですが、申請時と同じ場所にいますよね、きちんと受給資格ありますよね、と確認するものです。
別に主旨は良いです。住所変わっているのに、前住んでいた自治体から貰ってしまっては不都合があるでしょうし、なんだかわからないけど受給資格ないのに貰っていないとも限らないということでしょう。
切手はらないといけないってどういうことか!?
現況届けは封書で届けられて、必要事項を記入して郵便で送り返すか、自分で役所に出向くかする必要があります。
まず自分で役所に出向くという選択肢。郵便という方法があるのにわざわざいかないです。貴重な時間を使って、役所は家からそこそこ近いですが、それでも移動に往復で30分、現地について1時間。しかも恐らく17時以降はやっていないし、土日もやっていないでしょう。(最近は土曜日はやっているのかも)
ということでとるべき手段は郵便になりますが、ここで事件が起きます。
”82円切手を貼れ”
一瞬自分の目を疑いましたが、よくある”切手は不要です”の記載がない。切手を貼れと言っている。しかしその切手はどこに?買うんでしょうか?
器の小さい男です。
82円。
たかが82円、されど82円。
払えます。私も一端の稼ぎ人ですから、82円ぐらいでガタガタ言う事はないでしょう。
でも、児童手当貰っている人の中にはものすごい生活切り詰めている人もいるわけですよね?
少なくとも我が家でも多少無駄遣いすることはあっても、スーパーで安い食材があればそれを選んだり、買いモノを控えたりとかしてるんです。それを単なる確認のためだけに82円払えっておかしくないでしょうか。
現況ぐらい各自治体で確認してください
そもそもとして、郵便で現況確認っていりますか?基本的に届け出るときに住民票もマイナンバーも登録するわけです。なんなら本人よりも自治体の方が個人の情報について詳しいです。
仮に子供がいなくなったとして、どう考えても自治体でそれを確認、登録するはず。仮に収入が増えたって、税務署でそれを把握しているでしょう。
確認にしたって児童手当で役所には行かなくても、確定申告とか引越しとか変更の機会を使えばいいでしょう。
さらに言えばとっととオンライン化して欲しいわけですが、どうせオンラインでは出来ない人がいるからという訳の分からない議論が始まるんでしょうね。
児童手当のもらえる基準がおかしい
腹が立ってよくよく見たらわけのわからない収入の階段を見つけました。
所得制限限度額表 扶養親族等の数 所得制限限度額 収入額の目安 0人 622万円 833万3千円 1人 660万円 875万6千円 2人 698万円 917万8千円 3人 736万円 960万円 Sourse: 川崎市Webサイト
http://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000030607.html
※これは川崎市の状況
つまり給料が高くなると、児童手当が貰えなくなりますということらしいです。
意外とみなさんこういうのを普通に受け入れていると思うんですが、私はこの金額に階段つける意味が良く分かりません。
収入の多い方々は、その分所得税を多く払っているんだから、こんな面倒なことせずに児童手当は子供のお金として払えば良いじゃないかと思うんです。(ちなみにうちはそんなに収入無いです。だから普通に児童手当は貰えます)
しかも子供が一人増えても、年収上限は40万違うだけです。
”子供一人プラス”=”収入40万までは児童手当で面倒見れます”
この方程式はどこから来るんでしょうか。中学で習ったかな。私が忘れているだけ?
幼稚園保育園手当てもおかなしな金額設定
腹立ちついでに、幼稚園、保育園手当ても見てみました。さらにお金がもらえるみたいです。
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※これは川崎市の状況
貰えるのはいいです。ありがとうございます。
でもおかしくないでしょうか。なぜ1人目の金額がこんなに安いんでしょうか。
一人目にお金出せば、「じゃぁ二人目欲しいね」ってなるんじゃないでしょうか。
一人目でもらえる金額が中途半端だと、二人目で仮にもっともらえるとしても、現状がきついし「こんなにきついんだったら一人で良いよね」ってならないでしょうか。
少子化対策はどこにいったんだか、、、。
結局すべてが中途半端だった
まぁ全部中途半端ってことです。なんか一番効率的な方法狙って、不幸すぎる人も、幸せすぎる人も出ないように制度設計した結果、みんなが少しづつ不幸せになるという不思議。
上で出したデータは神奈川県川崎市のデータですが、少しみましたが東京もそんなに変わらない気がします。幼稚園の手当ては結構違いがあるようですが、思想は似たようなものです。
どこの自治体もこういった制度の管理業務にかかる負荷、コストを軽く見すぎです。これを管理するのにもそれなりの人員、事務処理が必要になるわけです。
まとめ
まとめようにも、まとまらない。
今日もまた書きたいことを書いてしまった。
明日はまた気分を変えて、初夏らしい感じでいこうかな。
とりえあず私は貰うもの貰って、生活の足しにさせてもらいます。
わっしょい