地方公務員というゆるゆるな働き方を考える

思うこと

ただいまちょっと地方公務員の方々と働くことがありまして、その諸々に驚愕しております。簡単に言ってしまうと、地方公務員の緩さが私の想像の斜め上を行っていまして、日本社会の未来が心配になっている今日この頃です。

どの辺がゆるゆるかというと、4つの観点が抜け落ちているのです。IT・コスト・スケジュール・取引先への感謝

民間とか公務員とかじゃなくても、基本と思っていたこの辺への意識の低さに、若干どころか、だいぶ私は引いています。ではひとつずつ検証していきましょう。

※これらの事象はあくまで一例であり、非常に効率的に仕事をされている方もいます。

IT化への遅れ方が尋常じゃない。ここは昭和か。

一応パソコンは各自に手配されている模様だが、セキュリティという名の足枷がひどすぎる。いまどきセキュリティ対策したところで、ここまでひどくはならないはずなのに。

まずログインにいつも数分時間がかかる。悪いときはそれ以上。メールもすぐには読めないシステム、インターネットもすぐにはアクセスできない。別端末で、別ブラウザでみたいな。

以前の会社も年々セキュリティ対策で使い勝手が悪くなっていったけど、これだけ効率悪い組織はもはや解体した方が良いんじゃないかと思うわけです。ってかそんなに大した情報でもないのにこのセキュリティ、、、。

ほんと何するにも時間がかかってしょうがない。

それなのに更に状況は悪くなるような兆ししかない。少しでも問題が起きればすぐに対策対策。とりあえずやりましたという免罪符が欲しいだけの対策。まだやりたいないのか、公務員よ。

その割にまだルールができていない所はズブズブ。個人のSNSアカウント使ったり、Zoomも使いたい放題。よくわからん基準。

稼がなくていいというのは何と楽なことか

プライシングってのは通常ものすごく気にすべき事項なはずなんですがね。超適当。しかもそれに対しての評価、改善はほぼされない。

だからどう頑張っても黒字にならない事業が何故か公然とまかり通る。不思議や。それに対するチェック機構もないようです。

しかも無駄に民業圧迫というマジックフレーズがあって、稼ぐことは悪みたいな考え方まである。もちろん民業圧迫はダメだけど、稼がないと持続可能な事業にはなりえないでしょ

ふわふわな工程会議

公務員にとって大事なのは年度内かどうかだけのようです。

先週、先月には終わっているであろう話を延々と決めない。物事を先回りして準備しない。とりあえず行き当たりばったり。

すぐに決めればよいことを来月の定例に、電話で話せばよいことを打ち合わせで。スピード感の無さがひどすぎる。

取引先への感謝

これはもちろん民間でも発生する事案ですが、発注してやっているという傲慢さがそこかしこに出る

まぁこうなってしまうのはわからなくもないけど、であれば少なくとも自分たちのやるべきことはやりましょう。なんか自分たちの責任まで外部に丸投げってのは見ていて気持ちの良いものではないです。

地方公務員の能力が低いとかそういう話ではない

ただ彼ら、彼女らの能力が低いかというとそうでもないってところがミソ。彼らは恐らくそれなりに学校では優等生をしてそこそこの成績を取って、周囲の評判もそこそこに地方公務員試験を突破して、ここにいるわけです。

つまりいわゆる読み書きそろばんあたりは普通か、下手すると普通以上にできる。

だからこそタチが悪いというべきか。

もちろんきちんと仕事をしている人もいるはいるんですが、周囲の環境がこうでは、その中で存在感を出すのは難しい。

最後に

地方創生みたいな話がやたら盛り上がりをみせているんだけど、結局どこにいっても重要なのはヒトなわけで、公務員は仕事を外(民間)に出してください。

もう少しうまくやりますよ。


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