久々の投稿。そう、それだけのことがある。これは喜びの、そして怒りの投稿である。
まぁ平たく言うと、愚痴ってことなんだけど。
仕事が決まりました、、、が。
長いこと無職で、就職活動をしてきたわけなんですが、ここにきてやっと仕事が決まりました。他業界への転職を希望してたんで、学生として学んだりして研鑽を重ねてきて、それでもやっぱり他業界への転身は厳しいなとの思いもあり、なんか微妙な所に落ち着きそうな中での決着だったんで、何とかホッとしたという状況です。
が、が、が、ですよ。
この給料じゃ、生活できない!
私自身そこまで浪費癖はないとは思うけど、それでも乳飲み子を抱える身。酒も、たばこも、ギャンブルもしない。昔はそれなりにファッションとか好きで服とかを買いあさったこともあったけど、今はそれを過去の遺産として着まわしつつ、ユニクロで凌いでる(それだって年に1,2回)。携帯だってMVNOにしてるし、外食なんてほとんどしない。
光熱費だって節約はしているけど、でも家族4人いると馬鹿にならないでしょ!?自分だけならシャワーで済ますけど、冷え性の妻にそれは強要できない。まぁNetflixは契約しているとかあるけど、そのぐらいいいでしょ?それがないと家族のストレスは爆発して精神疾患にかかるよ。俺はほとんど見なくたって。
報酬はやる気に直結する
この仕事と会社、個人的にかなり興味はあって、かなり思い描いていた職種だった。しかも組織自体が小さいこともあって、色々と仕組みとか、組織作りのことまで出来るという非常にやりがいのあるポジション。これはやるぞと、フルタイム以上にきちんとコミットするぞと決意を新たにした矢先の条件面談。
あまり給与の多寡がやる気に直結するタイプではないと思ってはいたけど、ここまで低く見られるとやはりモチベーションに影響を与えます。
しかもモチベーション以上に、生活していかなきゃいけない切実な課題になるんで、別口で収入を得ないと。流石にコンビニとかでバイトすることはないけど、別の仕事を探してくる羽目になりそう。ってことはフルタイムでここにコミットなんてしてられない。ここでいうフルタイムっていうのは自分のフルタイム。もちろん平日昼間は仕事するけど、本当はそれ以外だってここまでやりたい仕事だったら勉強したり、準備したりしたいでしょ!?それができない、、、
なんかこれってお互いにとってハッピーではない結末な気がするんだけど、たぶんそこまで気は回ってない。ほんとあと少し色付けてくれればってとこなだけに、ここまで人件費を削られると、ここは人への対価にあまり重きを置いてないんだと思ってしまう。
まぁだから早いとこ独立してねって感じでもあるみたい。ここに長くいては駄目だということなんでしょう。
給料は経費でもあるが、投資でもある。
これは強く思ったこと。
会社の会計上は、給与は経費になる(はず)。でも成果によって賞与が決められたり、その能力経験から今後の給料に反映されたりして、この人にここに残ってもらおうとする投資的な意味合いも強くある。
そこからすると、人材への投資ってのはやっぱり給料だと思うわけですよ。
しかもやたら資格給とか、手当で補填しようとする。つまりスキルとか、経験とか、目に見えないものは評価できないから目に見えるxx1級とか、xx技能士とか、xx手当見たいので何とかしようとするんだけど、それと業務スキルは本当は関係ない。もちろんこの資格がないとダメですみたいな場合はそれを高く評価すればいいけど、資格があればいいだけの仕事なんてなくて、逆にそこには資格を持った人しか集まらないわけで。
しかも今回の職種では自分の過去の経験は活きるはずで、そこには何ら給料加算の基準にはならないらしい。だって資格じゃないからね。
社労士?労基?という残念なシステム
会話の中でちょいちょい、法律的に問題ないとか、社労士の方が言うには、みたいな説明があった。もちろんこれ重要。実際きちんと残業代は払うとか、有給休暇は取るとか、そういうのは守られているし、誠実な印象。
でも、でも、俺は法律のために働くんじゃない。法律の方が、俺のために働くんだ。と心の中では思ったよ。採用って決めたなら、せめて最初に投資してほしい。あなたに期待するというメッセージを、一緒に頑張ろうという意気込みを、小さな会社だけど、だからこそ見せてほしかった。
そこでダメなら例えば二年目は契約しないとかにすればいいのに。そこまで低水準賃金なのに、なお単年度契約という。会社維持のための安全に安全を重ねている感じ。
実際私が業界経験がないというのは事実。問題はこの会社は払う余力はあるってことで、仮に私に業界経験があればその分は払うっていうこと。でもよくよく考えるとこの業界経験って持っている人がほとんどいない。で、その経験の指す大部分のところは、資料を作ったり、調整したり、いわゆる一般的な業務スキル。だったら全てではないにしろ半分ぐらいは見てもらってもいいんじゃないかという話。
だって、経験ゼロ、新卒扱いですから、、、。
なんか折角作った規定とか、役割で、入ってくる従業員を性悪説で測っていくこの社会は、非常に残念。もちろんそうしないと良からぬフリーライダーとかを防げないのはあるだろうけど、そんな一部の悪のために、、、。
残念なのは、こう考えてしまう業界であり、社会
多分、この条件を出した側の人達も、できるだけ経費は抑えたいという、会社を回していかないといけない側の論理で悪気があってしているわけではないと思う。むしろそれを社会に還元していくみたいな崇高な想いもあるのかもしれない。そしてこれはどの会社も陥るジレンマ。
業界を変えたい、社会を変えたいと言っているのに、目の前の人間を杓子定規に、機械的に判断してしまうような社会にはしたくない。
とりあえずまずは一年頑張って成果を出しましょう。
わっしょい
確かこの人の本だったかな。給料は成果で決まってるんじゃなくて、社会の生活費を反映しているにすぎないって。