どうもTarfです。
前にもちょっとこのブログで触れましたが、我が家では”うるさい”と子供が言うのことを解禁しました。
基本的には何事にも寛容であろうとしていましたが、”うるさい”に意味はなく、単なる感情の叫びである以上、それを人に対して使うのは良くないという理由から、一時期は”うるさい”という言葉を発するたびにそれはダメだ、といいながらちょっと怖い顔したりして注意してました。
観察あるのみ、とにかく言葉にある意味を理解する
きちんと観察すればよかったんですが、子供(2歳)はうるさいにどんな意味があるのかなんてわかってないんです。ただいっつも母親が言うからまねしていってみたら、想定外に面白い反応があったので、それを繰り返し使っているのだと思います。
また使うシチュエーションはわかっていないけど、なんとなく自分の思い通りにならないときに使うとよさそうだ、というぐらいまでは学んでいるようです。
そのため、ちょっと気に食わないことがあるだけで、私は別になにも大きな声を出しているわけでもの無いのに「うるさい」といわれたりして、私も「別に俺うるさくないし」みたいに一人ツッコミを入れることがありました。
でも、そういう風にツッコミを入れる、イコール本当の意味とギャップがあるときというのは、子供の言語レベルを図る丁度良い機会だったということです。
接続詞の使い方にも成長を感じる
さらに最近「パパに、、、おにぎりを、、、むにゃむにゃむにゃむにゃ」みたいなことを言う場面に出くわしました。(最後むにゃむにゃの所でボキャブラリーが力尽きたようですが)
このとき私は妻からお弁当であるおにぎりを作ってもらっていて、結構驚きました。なぜっていつもはパパ ”が” ということが多いので、非常に大人びて聞こえたからです。
恐らくですが、これは経験、雰囲気からくるのでしょう。だから今回なんとなく ”に” を使ったけど、別に絶対ではなく、またパパ ”が” に戻ったりしながら、だんだん意味と用法が合ってくるんだな、と思います。
大人でも外国語をあやつると同じ状況が生まれる
振り返ると、これは私が英語を使う感覚に似てるなと。たとえばForとかTo、冠詞であるa、theなど意味や、使い方の違いは知識としては知ってるけど、厳密には違いがよくわからない場面に未だに悩まされます。
でも間違っても、意味は大体通じます。使うときもこういう文章よく見るなとか、Nativeはよく”いいそう”だなとか、その程度で使うしかないのです。
これを繰り返しながら、だんだん精度をあげていく、それが言語力を高める方法ということです。
ただ大きく違うのは、私の英語力はこれ以上向上はしない、、、orz
天然ボケを発する、今を楽しむ。イヤイヤ期も楽しむ。
”うるさい”も”パパに”の使い方も、一見すると状況と使い方があっていそうというのがポイントです。でもよくよく見てみると、100%あっている使い方でなく、限りあるボキャブラリーから5割あってそうな言葉を繰り出しています。
だんだんと喋ることが出来て、コミュニケーションが取れて、それはそれで楽しいんですが、今のこの思わず笑ってしまったり、ちょっと違和感を感じる言葉のチョイスとかが、成長するにつれ見れなくなると思うとちょっと寂しい。
イヤイヤ期も同様に、とりあえず親の反応を楽しんでいるだけというのはよく言われるところ。親としてはイラっとすることもあるけど、逆になんでこの状況が嫌なんだ、というギャップを楽しむぐらいの気持ちでいきたいものです。
しかし、いきなり街中で”う○こ”とか叫ぶのはやめてほしい。
わっしょい