Facebook、LINEを切断。オフラインになるということ。

思うこと

頭がオフになっている。
 
別にアホになっているわけじゃないけど、出張すると、移動時間が多くて、否が応にもぼーっとする時間ができる。
 
まぁ世間ではそれをアホになるっていうのかもしれないけど。
 
ここでのオフは物理的にネットに繋がらないっていうのが大きいんだけど、そうすると何か自分の中の一個のスイッチがオフになっているような、格好よく言えばそんな状態。
 
しかしながらこれがなかなかに心地よい。
 
みんな忘れているかもしれないけど、アホになるって気持ちがいいんだ。

オフラインにするという作業

一昔前はインターネットに”繋ぐ”必要があって、繋いでいる状態はある意味特別な時間だった気がする。
 
ネット接続が従量課金だった時代、テレホーダイだったかな?深夜の特定の時間だけ定額で接続できるサービスがあってお世話になっていた。
 
それが今やネットには繋がっていることが普通。最初の設定さえすれば、後は勝手に繋がってしまう。
 
だからオフラインにするためには、接続を切り離すという作業をしないといけない。接続していることが普通って凄い世の中になったもんだ。

オフラインで出来ること、オンラインにやらされること

オフラインで一人で出来ることは限られる。
 
本を読む、文章を書く、走る、考える。何だって良いけど、意外と人間大したことはできない。100年前と大して変わってないんじゃないか。
 
それがスマホとか、PC開いているだけで無数にやりたいことが出てくる。Facebook、LINE、Instagram。人と繋がるツールも無数にあって、買い物だってAmazon、楽天、メルカリなどなど。いまもどこかで新しいサービスが生まれている。
 
ニュースは四六時中更新されるし、本だって、動画だって。無数のアプリが、ソフトが、我々の底知れぬ欲望と、欲求と、希望を刺激し続ける。
 
しかしながら見たくもない人の楽しそうな休日を見て、買いたくもなかった何かをクリックして、明日やれば良い仕事のメールに心の平和を乱されて。考えるよりも先に情報で頭を埋め尽くされるのは気持ちのいいもんじゃない。 

究極のオフライン装置、飛行機

そういう意味で今の世の中、飛行機ぐらいしか物理的にオフラインになれる環境もないのんかな。
 
日本に限らずどこに行っても、余程の奥地にでも行かない限りは結構な範囲でネットに接続できてしまうからね。
 
ただ最近は機内でもWifi使えるとかいう機体もあって、その波が一気にきたら怖い。仮にネットに接続するという選択肢があったらしてしまいそうな気がする。 
 
ちなみに空港ではWifiもあるし、ネットには繋がるんだけど、気分的には切り離されていて、半分アホになっている感じが個人的にはする。

あなたと繋がらなくて困る人は、実はいない。

よくよく考えてみると、自分がオフラインでも誰も困らない。というか意識していない。
 
だから出張がなくたって、ずっとデスクワークだって、もしくは専業主婦(主夫)でずっと家にいたって、オフラインを作ってもいいわけだ。
 
言い訳としては出張って言っておけば、なんとなく繋がらなそうとは思うけど、本当にどこにいるのかなんて分からないわけだし、自宅にいたって、「只今オフライン中」って事にしておけばいいだけだ。
 
あとは自分の実行力によるんだけど、日々の生活の中でそういう隔離された時間を設けるしかない。 

オフラインを捻り出して、アホになる

こればっかりは決めで、ネットにアクセスしない時間を作るしかない。特に惰性で何となくアクセスみたいな行為、慣習を制限していく。
 
それも出来ない人は、もう飛行機に乗るしかない。
 
あとは5時間フライトでアジアにするのか、10時間以上かけて欧米あたりまで足を伸ばすのか。そこはどのぐらいのアホさ加減を目指すか。
 
どうせなら乗り換えこみでアフリカ、南米あたりまでいけると、今まで溜まったものをリセットしてアホになれるんだろうな。
 
まぁ用もないのにアホになるためだけに飛行機に乗れる、そんな人は元々アホなんだから、あえてオフラインの時間を作らなくてもいいか。
 
わっしょい
 

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