住むことって、食べることと同じくらい大事だという当たり前の話。

ものづくり・建築

衣食住とは我々の生活に必要な三大要素というのは言うまでもないことなんだけど、衣服、食事の2つに比べて、住むことへの蔑ろ感が半端ない。

これはまぁしょうがないことでもあるんだけど。

1. なぜ「住」が後回しにされがちなのか

住まい選びは、その重要性にもかかわらず、しばしば後回しにされがち。その主な理由は、衣服や食事と比較して、その影響が直接的ではない、または即時には感じられないため。さらに、住まいの選択は一度に大きな決断を要し、多額の資金も関わることが多く、そのために慎重になり過ぎてしまう傾向がある。でも、日々を快適に、そして心豊かに生きるためには、「住」への意識を高め、適切な選択をすることが不可欠ってのは言うまでもない。

住まい選びは大金が動く上、一度決めたら簡単には変えられない。そんなわけで、つい後回しにしがちになるんだよね。

2. 住環境が人に与える影響

住環境は、私たちの心理的健康、生活の質、さらには日々の行動選択にまで影響を及ぼす。例えば、静かで緑の多い環境に住むと、ストレスが減り、心身ともにリラックスできるよね。
一方で、騒がしい街中や狭くて暗い部屋だと、気分が滅入ったり、健康にも悪影響が出がち。つまり、住む場所は、ただの「寝る場所」ではなく、私たちの幸せに直結しているんだけどな。

3. 快適な住まいを選ぶための基準

住まい選びで大事なのは、立地、設備、コストだけじゃない。自分のライフスタイルに合った家を選ぶことも重要。例えば、趣味がアウトドアなら自然に近い場所、仕事が多忙ならアクセスの良い場所がいい。
また、設備も自分が本当に必要とするものを考えて選ぶ。コストについては、無理のない範囲で最適なものを。バランスが大切なはずなんだけど、世間一般の流行りみたいなものが、家にも適応されるのはどうかと思う(例えば軒なし住宅とか)。

4. 住環境の改善で得られるメリット

現在の住環境に不満がある場合でも、全てを新たにする必要はない。小さな改善であっても、住む人の心に大きな変化をもたらすことがあるし、そもそも時がたったら結構変わる。例えば、室内の照明を見直したり、植物を置いてみたりすることで、空間の雰囲気は大きく変わることは誰でもしってる。また、収納を工夫することで生まれるスペースの広がりは、結構日常的に行っている人も多いはず。
こうした改善を通じて、住環境の質を高めることは、日々の生活をより豊かなものに変えるきっかけとなるはず。

5. 持続可能で快適な住まい方へのシフト

最後に、地球環境を考慮した住まい方について考えてみよう。エコフレンドリーな住宅選びはもちろん、日々の生活でできる小さな工夫、例えばエネルギーの節約やリサイクルにも注目。持続可能な生活は、地球に優しいだけでなく、結果として生活コストの削減にも繋がる。
やっと国交省も重い腰を上げて省エネ基準の説明義務、義務化の促進してるけど、遅すぎやね。

「住」に対する意識を変えることは、単に快適な生活を送るためだけではなく、心身の健康や、持続可能な未来への一歩としても大切。改めて住環境に目を向け、自分にとっての「最適な住まい」とは何かを考えてみるのもいいかもしれないね。

おすすめの本

そして、より持続可能で快適な住まい方を目指すなら、『エコハウス超入門 84の法則ですぐ分かる』がおすすめ。この本は、エコフレンドリーな家づくりの基本から、日々の生活で実践できるエコのコツまでをわかりやすく紹介している。


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