膨れ上がる教育費、子供は負債なのか。早いうちから投資あるのみ。

子育て

どうもTarfです。
 
世知辛い世の中になったものです。
子供は負債としてしか見えていないこの世にご立腹です。

将来の準備をして人生終わるのだけは避けたい

以下の記事を見て(タイトルだけで問題なし)どんな感想を持つでしょうか。私は世知辛さしか感じませんよ。
 
 
”子供が生まれたらすぐに積み立てを”
 
非常に当たり間の話をしています。子供がちいさいうちからお金に働いてもらって、高校、大学などの準備をしていきましょう。そうしないと自分の老後資金もろくに貯められませんよって話。
 
でも、そんな当たり前の話をされて、これ言われて何人の人が幸せに生きていけるのでしょうか。こんな計算はExcelに入れたらすぐに出来るわけです。
 
でもね、いきなり1000万、2000万必要です、って言われると多くの人は不安しか感じないでしょう。ファイナンシャルプランナー(FP)の言うことは正しい。でも自分の人生にとってその半分は嘘です。大学にはいかないかもしれないし、会社をクビになるかもしれない。
 
蓄えが必要という話をしたいのであればそれはそうだけど、それならどうやってリスクの低い投資するか、どうやって支出を減らすか、もう少し現実的な話をして頂きたい。

制度と社会通念を一緒にしない。そもそも論で子育てを考える。

結局のところ、このファイナンシャルプランナーは枠の外ではモノが考えられないように出来ているようです。仮に高校、大学に行かなかったらどんな未来があるか、などは想定していないのでしょう。
 
まぁ話が膨らみすぎて、話が出来なくなってしまうから、しょうがないことではあると思いますが。
 
そもそも、”塾に行く”、”大学に行く”、”家を買う”、などは選択肢であって、しなくてもいいということを強調してもよいのではないでしょうか。
 
これらをあるべきものとして語っていると、話を聞いているほうも、そうしないと普通じゃないように思えてしまうというのが怖いところです。

投資は小さい頃の方が絶対にリターンが大きい

「小さいころに洋服やおもちゃを買い与えたり、続かないお稽古事にあれこれ手を出したりするくらいなら、そのおカネを学費の積み立てに回すべきだ」
このファイナンシャルプランナーの方はこのようにも述べています。
 
もちろん贅沢品としての洋服やおもちゃのために、教育費が尽きるのは論外でしょう。ただ大学資金に500万、1000万出すのであれば、5歳児に100万投資してあげたほうが効果的でしょう。
 
お金はまず使うことを考えるのが先で、それと同じ感覚で、投資、貯蓄にお金を”使う”と考えておく必要があります。
 
出来れば、子供には中学卒業時点で自分で自分の人生について考えられるようにはなってもらいたいです。中学とか、せめて高校卒業時に、例えば300万あげて、これで大学行っても良いし、旅に出ても良いし、好きにしなさいと言えるようにするために私も努力します。

教育収益率というものがあるようです

と思ったら、ちゃんとした研究(以下の図を参照)もされているようです。縦軸が収益率なので、左(子供が小さい)ほど値が大きくなっています。
 
その中で慶応大学教授の中室さんはシカゴ大学の研究を紹介していて、4歳児のときの100円の投資は60年後に6000円から3万円になると推計されているとのこと。
最も教育への投資リターンが高いのは、中学校3年生のときではなく、子どもが小学校に入学する前であることが示されている
 
 
経験からもわかります。
 
子供のときはスポンジのごとく新しい知識を覚えるし、自転車にしても、ピアノにしても、語学にしても、感覚的に使えるようになります。でも大人になってから習得したものは、どうしても頭で考えながら使うので出来るようにはなるけど、ネイティブレベルでは使えない。
 
これだけ英語勉強して、へたくそな英語を使っている私の現状がこれを物語っています。

世の中悪いことばかりじゃない、技術革新の恩恵。

世知辛い世の状況は、はいつの時代も変わらないものですが、今は色々と技術革新によってコストを下げながらも充実した教育を受ける、与えることが出来ます。
 
とりあえず受験までの学習であればStudyplusの評判が良いようですね。うちは子供が小さいのでまだ使っていませんが、今後更に使い勝手がよくなることを期待します。
 
 
大学レベルの教育にしたって以下のCourseraに始まり、Moocと呼ばれるオンライン学習サイトが色々と立ち上がっています。
 
オンラインだとなかなか続かないんですが、このへんも、状況とやり方次第でもう少し使い勝手が良くなっていくと期待しています。少なくともあと10年後には、オンライン、オフライン、双方の良い所がもっと融合した教育体制になっているはずです。日本は分かりませんが。
 
我が子はまだまだチビスケなので、今後の教育費に戦々恐々としつつも、成長を楽しんでいきたいと思います。
 
わっしょい

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