寒ければ走れば良いという、東京の冬

思うこと

サラリーマンとはスーツを颯爽と着こなし、コートをひらひらとさせる存在である。 オシャレリー(ウー)マンともなると、ちょっとハイカラな手袋とか、マフラーとか、オシャレワンポイントアイテムなんか足したりして。

最近だと、コートも多様でモンクレールとかカナダグースとか、いくら東京の冬が寒いって言っても、どこの雪国なんだろうという気がしないでもない。

確かに南国でも同様の問題はある。

北国どころか、東京の冬に比べても大したことないのに、厚手のコートとかダウンとか着ている人がいるので、暑くないのか聞いたところ、「今着ないといつ着るの!」という林先生ばりの回答を得たことを覚えている。

「ファッションは我慢」というおすぎだか、ピー子だかの有名な言葉もあるが、そこには自分をよく見せたいという熱き思いがあるらしい。

確かにどうせなら最強防御力のそのコートで、あらゆる寒さを遮断する情景を見てみたいと思うのは人間の性というやつか。

満員電車の奴隷達。現代の七不思議。

ただこれが大都会東京だと、自らの意思で脱ぐことすら叶わぬ満員電車という存在を語らないわけにいかない。そこかしこに見られる苦しそうな悶絶の表情を見ると、高級コートを着ていながらに奴隷扱いというギャップに現代の悲哀を感じずにはいられない。

同僚の女性も、どこのブランドだか分からないけど、もっこもこのダウンのコートにもっこもこのマフラーを着て、毎朝満員電車で格闘しているらしい。

これを平然とこなせるのだから、仕事なんて大したことないような気もするけど、簡単なExcelワークには文句たらたらなのに、満員電車はいいらしい。これぞ現代の七不思議。

さて、どうやら私は暑がりのようだ。特に電車の中とか、暖房の効いたあのもわっとした空間が嫌いである。そしてそもそもあの通勤電車という言うやつが好きではない。

というか大嫌いだ。

だから自分自身をできるだけ軽量に、軽やかに維持する必要がある。満員のその容積を可能な限り低くするのだ。

走るという選択肢。

しかしとは言ってもこの東京の冬ってやつは寒い。寒いもんは寒い。

そして私は気づいた。寒いときにはどうするか。そうだよ。ウォーミングアップだよ。体を温めるんだ。

だってみんな寒い中は体を抱えながら小走るでしょ。 だったらガツンと走ったら、早く着くし、何より体が熱くなる。

だってプロのアスリートは本番前に体を温めるでしょ。だったらワレワレ、プロのサラリーマンだって本番社畜前に準備が必要でしょ。

メリットしかない、通勤で走るという選択肢

走ってみて気づく。メリットしかない。

上着が減る

真冬でも薄手のジャケット一枚。家出るときは寒いのでマフラーを付ける。暑くなったらマフラーは鞄の中へ。

体が鍛えられる

期せずして痩せた。土日にエクササイズもいいけど、1週間の中でたかだか1日、2日動くより、平日毎日やったほうが少なくても継続効果は絶大。

早く着く

駅一個分ぐらい遠くで降りて走っているんだけどね、トータルで行くと大して変わらない時間。日々タイムに挑戦している気持ちになって、どんどん早くなるのも○。

暖かいんだもん

寒い冬に温かい。しかも内からほとばしる熱を感じる。こんな幸せなことってあるかい?

春になり。夏になる。

しかしこれは冬の、しかも真冬限定。

冬でも少しでも温かい日なんてすぐに汗かいちゃって。夏なんて走れるわけない。

寒ければ寒いほど良い。

だから今年もそろそろ走り納め。結構いい感じで体も絞れてきたんだけど。新たなウォーミングアップの手段と、通勤混雑回避の技を求めている今日此の頃です。

わっしょい

ちなみにこの技、普段からリュック通勤でないと厳しい。できれば靴もそれらしいのにしないと。

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