通勤にスニーカーはNG?新時代社畜サラリーマンの着こなし術

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大層なタイトルだな、と自分でつけておいて気になるが、致し方ない。

ちなみに本日は私のように、一般的なスーツを着て仕事をするサラリーマンの話。

会社と呼ばれる所で、事務仕事に従事する方向け。

制服があったり、Tシャツ、短パンでよかったりの人は、まぁ好きにしてください。

サラリーマンユニフォームの可笑しさよ

仕事では、合理的に、効率的にとほざいておきながら、何で事務仕事にこんな動き難い格好して、単に移動のためだけに革靴履かなきゃならんのだと思う。

そして何よりそういう状況を誰も彼もが当たり前のように受け入れている現状。

思考停止にも程があるんじゃないか?

じいさんの、じいさんは袴にちょんまげだったんだぞ(うちはきっと百姓だけど)。こんな現代の最新ファッション、スタイルは100年もたてば旧時代の遺物になるんだ。

サラリーマンの通勤スタイルを変えるのはサラリーマンにしか出来ない

常々、サラリーマン(男)=革靴+スーツ+手提げカバン という不動の方程式に疑問を持っていた。

最近はスーツはクールビズになりだいぶ和らいだし、リュックタイプで通勤する人もかなり多くなっている。いいことだ。

ただ靴に関しては未だ革靴がそのほとんどを占めている。あかん。この状況はあかん。

ちなみにこれは勿論職業にもよる。

かっちり系(主に銀行とかかな)とか営業職とかはハードルの高さがまちまちなので、それは各々頑張って頂くとしても、少なくともスニーカーであっても清潔感、高潔感を醸し出す、そんなスタイルじゃなきゃダメだ。

それを見つけ出したい。

通勤にスニーカーはアリかナシか!?

というわけで、通勤にスニーカーがいけているかを確認する。

もちろん履くだけなら誰でも出来る。

今までも一定数スーツにスニーカーを合わせる、なにものをも気にしない”おじさん”は何度か見かけたことがある。それはいわゆる残念な着こなしだ。

残念な着こなしをして、世捨て人になるのは簡単だ。でも私が言いたいのはそういうことじゃない。少なくとも人に勧められるぐらいの気持ちで着たい、履きたいじゃないか。

ちなみに私が見つけ出すのは、革靴に似た感じの靴でもなく、あくまでスニーカーをスーツに合わせて格好よく見えるスタイル

妥協の産物はいらんのだよ。

スニーカー通勤が残念な理由から見てみる

靴の色

ダークな色合いでも、やはりスーツに合わせると浮いてしまう。

スーツも色んな色味があるし、そのどれもに合わせる事を考えるとここは黒だろう。

多分昔は今ほど黒のスニーカーってなかったような気がする。やっぱりファッションレベルが上がってきたのかな。

もう一つあるのは黒ベースで、ソールが白のもの。これはある程度緩い職場でならいける。ちょっとお洒落感が出すぎるので、仮に冷たい目で見られても、「何か?」と返せるぐらいの人でないと厳しい。

スーツの色

グレー系とか明るめのスーツには意外としっくり来る。

ただ紺とか、黒のスーツに、スニーカーを合わせると、例えば黒スニーカーであっても、足だけ浮いて見える。

これはスニーカー黒説を否定することになるが、あえて白ソールなどで、「スニーカーですけどなにか?」と言ってしまうのが良い気がする。

まだこれをチャレンジするほどの熱いハートは持ち合わせていないが、いける気がする。

スーツの丈

丈が実は一番難しい。

大体かっこいい着こなしとかで出てくる、イケメン外国人は短めの丈で、足首を見せているんだ。

そもそもそんな格好が出来るんだったら、こんなスニーカー一つで悩みはしない。

本当のお洒落さんは、限定された環境下で、自分をアピールしながら誰にも咎められない、そんな人物だと思うんだ。

まぁそれはいいとして、スーツ丈をこのためだけに短くするのは嫌だ。

スニーカーは履くけど、やっぱりきっちりかっちりシチュエーションでは革靴は履くんだ。

フォーマルスニーカーを模索する

では実際にいくつか候補を見ていく。

実はフォーマルでそれなりにいけるスニーカータイプというのは少なからずある。

ウォーキンズシューズという名のものasics(アシックス)だって出しているし、いくつかのお洒落シューズはカジュアル、フォーマルでも使えると思う。

ただ如何せん中途半端。

まずウォーキンズシューズ。

一言でいってダサい。もっさり。試着したけど、いまいちデザイン的にすっきりしない足元に購入を断念。

謳い文句からして実は中途半端なんだ。

きっちりも、履きやすさ、どっちもとって、波風立たずにいこうなんて。もっと根本から覆して欲しい。

そしてお洒落シューズ。

あくまでカジュアル用ではあるが、色違いで一足持っている。デザインは結構好き。

ただそこはやっぱりお洒落靴。スニーカーほどの足へのホールド感はないし、重い。もちろん革靴ほど履き難くはないが、やはりそこは所謂スニーカーほどの履き心地はないと思ったほうが良いだろう。

まだ試してはないが、パトリックもこの辺に分類されるのではないかと思う。

やりたいのは履きやすいビジネスシューズではなく、限りなく歩くという行為に特化した、それでいて全体のコーディネートとしてお洒落な靴なんだ。

購入した一足。リーボックFurylite2

なぜこれにしたか。

安い。安いんだ。

(なぜかこのリンクでは9千円ぐらいになってしまうが、買ったのは6千円)

ここまでお洒落だ、スタイルだいっておいて、結局値段という安易な決断。

人間なんてそんなもんだ。

さてさてFurylite2(Reebok)の評価はどうか。

総評:

スニーカーです。普通のスニーカー。決してスニーカーとしては悪くないし、値段相応の働きはしてくれるけど、今回の目的に関して言えば50点(100点満点中)。

形状・シルエット

買って気づいたけど、普通のスニーカーだと高さがありすぎて、革靴用に合わせているスラックスだと丈が余ってしまう。これは致命的。

このタイプはちょっとまるっこい、いわゆるスニーカーなデザイン。

多分コンバースとか、スタンスミスとか、ああいうローカットでペタンとした感じの方がいいのかな。でもスニーカーの中でも、運動靴タイプの履きやすさは比べるまでもないんだよなー。

私もこれまでスーツファッションに身を置いていたので、どうしてもピカピカに磨き上げられた、黒光りした靴と比べるとくすんだ色味で自分がみすぼらしく感じる。如何に新品と言えどもスニーカーでは足元にも及ばない。

こればかりは如何ともしがたい。

オンラインショッピングで購入

靴そのものの評価ではないけど、こういう微妙な買い物するのに実際にはかなかったのは痛い。

実際はわざわざ原宿のReebokClassicまで行ったんだけど、商品がなくてサイズ感だけ確認してオンラインにて購入。

やっぱりこういう微妙なのは実際に確認しないとだめやね。

履きやすさ

これは合格。ってかこれがダメだったら全てが無に帰する。

いつもはのんびり歩きたいって思う方なんだけど、これを履いていると何か走りたくなるような、そんな欲望が湧いてくる。

今後に向けて

色々見えてきたものもある。大きくは2点。

  • スーツも靴を考えて合わせる必要あり
  • どうせならスニーカーらしさを隠さずに全面に出すデザインがいい

今回はちょっと中途半端だった。でも通勤だけだったら歩くだけだし、どうせ会社着いたらスリッパに履き替えるし、暫くはコレで行くかね。

歩きたくなる靴っていうのがあるべき姿にだと思うんよ。

わっしょい

 


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