「賢くなるな」スティーブ・ジョブズの言葉の真意

仕事・キャリア

ふと「賢くなるな」という言葉が頭をよぎる。

頭が良くて、バランス感覚の優れた人との飲み会。

同じように抱える森の社会課題に対して、思いを語る。

会社では貝のように自分を出さないようにしているので、一部でもこうやって自分の考えを披露できる機会があるのは楽しい。

でも所詮ここは飲み会。

一体私は何を語っているのだろうか。社会課題を話して、この社会は変わるのか。

社会は変わらないまでも、私自身変わるのだろうか。

ただ馬鹿話に興じている飲み会と、小難しい話をしている飲み会と何が一体違うのか。

あぁこれが賢くなるってことか。

やっぱりスティーブ・ジョブズは全部わかってたんだな。

「Stay Hungry, Stay Foolish」

直訳すれば、腹ペコであれ、愚かであれ。(ハングリーは最早ハングリーでいい気もする)

聞いた時に「正にその通り。やっぱり行動力のある人は違うな」と思った気がする。

でも理解はしていなかったと振り返って思う。

多分理解したのはこの日の飲み会で、だ。

恐らくスティーブ・ジョブズのその講演の内容も、手を変え品を変え色んな所で動画を見たり、記事で読んだりしたけど、結局理解したのは今になって。

自ら望んで「Stay Foolish」はいいけど、これじゃただの愚か者じゃないか。

 賢いってのは罪だ。

この日も森の問題を解決するのにはどういうビジネスモデルがいいか。

これはお金にならない。これでは利益がでない。

このやり方では担い手が大変過ぎる。

なんてそんな話をしていた。

でも本当にそうか?

実際やる人が大変なんて当たり前の話で、もしかしたらものすごい楽しんでいるかもしれない。

ちょっとした工夫で楽になるかもしれない。

別に森で利益をあげなくたって、副業をしたらいいだけかもしれない。

でもそれはやってみないとわからない。

ビジネススキルなんて綺麗事でしかない

私は普段、投資回収にいくらかかって、コストはいくらでなどと計算する。

財務部門ほど専門的に作業をするわけではないけどそれなりに数値はわかる。

この作業自体は必要だと思う。

でも本当に要ると思う人が、本当に要ると考えた投資は必要だ。

私のチェックなどいらない。

あとは会社という財布にその余裕があるか確認すればいいだけ。

別に賢く判断する必要なんてないんだ。

本当に必要で、財布に金があるんだったら買えばいい。

やってみることもせずに頭の中だけで、机上だけでコネコネしたって、現場にいる人からしたら何の足しにもならない。

思えば、この世の中は賢い人でひしめき合っている。

みんなパソコンの前に座って、

賢そうな資料作って、賢そうに説明して、賢そうに指摘して、賢くあろうと振る舞っている。

あれだけスティーブ・ジョブズの講演が有名になったのに

私はFoolishに振る舞おうとしている人を見たことがない。

自分も含めて。

特に会社の中ってところはそんな人間の集まり。

アホな上司

だから上司はアホであるべき。

もう賢い人間から出世するのをやめよう。

どれだけアホでいられるか、どれだけ一人で仕事をこなせないか。

そんな人間が上司になっていけばいいんじゃないか。

そうしたら部下は上司を助けざるを得ない。

仕事せざるを得ない。

そして自分もアホに振る舞うことに抵抗がなくなる。

こんな当たり前の事になぜ誰も気づかないんだろう。

 

そう、まずは自分から。


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