おもちゃの買い方、与え方。おもちゃは貰うものじゃない。

子育て

2歳半の娘が祖母(私からみると義母)からおもちゃを買ってもらった模様。
 
ただ買ってもらったおもちゃっていうのが、女の子向けキャラクターの、音楽が勝手に奏でられる電池で動く楽器のようなもので、なんかキラキラしていて、個人的には子供にはあげたくなかった部類のおもちゃで、非常に複雑な想い
 
良かれと思って買ってくれたんだろうけど、それは子供のためというより、やっぱりあげたくなってしまう欲望なんだろう。わからなくもないけどね。
 
もしかしたら買いたいという購買欲と、あげたいという譲渡欲?は結構近いものなんじゃないかと思ったりもする。まぁあげるためには買わないといけないし。
 

自分が一緒に楽しめるものを

じゃあおもちゃって何を買ったら良いのか。
 
結構これは簡単で、親も一緒に遊べるものを買えばいい。その観点から言えば今回買ってもらったおもちゃも、親である自分が最大限楽しめれば何の問題もない。
 
ただ私はそれでは楽しめないし、何ならちょっと嫌悪感すら感じるってだけで。
 
一般的にパズルとか積み木が良いとされているのは、少しでも大人が楽しむ要素が入っているからだと思うわけ。 

キャラクター達の功罪

キャラクターモノについても考えないといけない。
 
キャラクターがついているってだけで、ただのノートや、面白くもないおもちゃが、さも魅力的なアイテムに早変わりする。
 
でも本質の面白さが変わるわけじゃないので、すぐに飽きてまた次のアイテムが欲しくなるという悪循環。
 
ただ私だってキャラクターが好きだったし、大人がブランド物を好きになるのと何ら変わらない。それはある種の中毒で、どれだけ買っても欲望が満たされることはない。買えば買っただけ、もっと、次へという欲望を駆り立てるだけ。
 
だからそこは親がある程度、その欲望のスピードというか量をコントロールしていかないといけない。まぁまずは自分のことをコントロールしてみろってのはあるけどね。

買うおもちゃにも種類がある

おもちゃにもTPOってのがあって、じっくり遊ぶアイテムがあれば、一時的に静かにさせるおもちゃもある。
 
きちんと遊んで欲しいおもちゃは親も一緒に遊んで、とりあえず静かにしてもらう一時的なおもちゃは単なる消耗品として。 

 

だから親としては、そのおもちゃの位置づけをちゃんとわかって買ってあげるのが大事。そうしないとどんどん子供の欲望に比例して、ただおもちゃだけが増えていく事態になる。
 
もちろん単なる消耗品のはずが、意外と子供のお気に入りになったり、じっくり使ってもらいたいおもちゃに見向きもしないなんて事は往々にあるけれど、それはまた別の話。
 
重要なのは、親が意思を持って買ってあげるということ。

おもちゃは自分で買って、服とか生活用品を買って貰おう

そう考えると祖父母におもちゃを買ってもらうのは控えて貰った方がいいんだろうな。
 
もちろん買ってもらうのは嬉しいし、時には自分達が買おうと思っていたモノを買ってもらって有難いんだけど、どうしても貰うことに麻痺して、考えなくなる。
 
ここは正直に、もちろん義母だけでなく、その他プレゼントをくれそうな人に言わないといけない。買ってくれるというそのお気持ちを最大限尊重した上で、最大限リスペクトして
 
自分の親だったら別に何の問題もないんだけど、やっぱり義母だったり、うまいこといわないと気分を害するかもしれないのでね。その辺はちょっとというかすごい気を遣う。妻がその辺上手くやってくれるかなー。

誕生日、クリスマスだからプレゼントを買うことが正しいのか?

あとおもちゃの買い方、与え方で検索すると、おもちゃの買いすぎはよくないから、特別な日におもちゃを買うようにしましょう、みたいな記事、ブログが多数ある。
 
これについては私は懐疑的。
 
なんで誕生日に、クリスマスにプレゼントを買わないといけないのか?
 
別に日本人の多くはクリスチャンじゃないからクリスマスを祝う必要がないなどと言いたいわけじゃない。別にパーティー開催して、楽しめばいいと思う。
 
でも必ずしもプレゼントを買う必要はないよなーと思うわけ。別に必要なら買えばいいし、必要でないならあえて買う必要はない。
 
既に知り合いの子は誕生日は何かを買ってもらえると思って、その事に疑問も感謝も抱いていない。だから大して欲しくもないものをねだって、すぐに飽きる。そこにプレゼントが発生する必然は決してないはず。
 
買うことが目的化しているんだ。 

年齢次第で対応を柔軟に変える。本人の意思と尊重する。

大人の成長は止まっているというか、年をとればとるほど、その成長スピードは遅くなる。思考回路もほぼ固定だ。でも子供は年々、下手したら日々成長する。
 
だから今年の誕生日のやり方と来年の誕生日のあり方は同じである必要はない。
 
それは日々の生活の中で、これが出来るようになった、わかるようになったというのを親が判断して、子供の成長に対応したおもちゃのあげ方をする。
 
うちは誕生日には買わない方針にしたといって、永遠と与えないのもこれまた違う。今年と来年には一年の隔たりがあって、子供にとっての一年は果てしなく大きい。
 
2歳と3歳なんて、それこそ自我が芽生えて、会話が出来るようになる過渡期で、非常に繊細な対応をしていかないといけないはず。

最後に

どこから情報を得たのか、今はミニオンズが熱いらしい。

私はミニオンズを知らなくて、最初は何を「みにおん、みにおん」叫んでいるんだと思ってた。世間知らずですな。

まぁミニオンズぐらいだったらいいんだけど、これがこれからあれやこれやと増えていくと、さてさて私の思うように子供をコントロールできるだろうか。

ましてやこれが小学生、中学生になったら、もう手がつけられなくなるんだろうな。

恐ろしくもあるけど、それはそれで楽しみでもあるんだけど。

わっしょい。


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