セールの正しい使い方。本当に欲しいモノを買うための心構え

思うこと

世の中にはセールがひしめいている。

春の、夏の、秋の、冬の季節のセール。

クリスマスにハロウィン、正月のイベントセール。

入学、入園、新社会人に向けた新生活セール。

最近は実店舗だけでなく、アマゾンやらオンラインショップの勢力も絶大。

タイムセールなんて昔はスーパーぐらいしかなかったような気もするけど、最近はAmazonが大々的にやるもんだから、この数時間、下手すると数十分以内に買わないと安くならない!なんて勢いで買う商品も増えること増えること。

しかしミニマリストを目指す私には、そして何より貧乏暇なしサラリーマンにはそんなセールなんて言葉に一喜一憂している余裕はない。だからセールに負けない強い心と、買い物上手なスキルを得るための心得が何より必要なのです

セールは本当に安いのか?という疑問を持つ

やっぱり50%オフなんて言われた日には、武者震いとも言えないこの心の衝動を抑えることができない。

それは自明の理。

ただ一方でセールって言ったって、それを毎日、もしくは定期的にやっていたらそれは最早日常だし、あえて元の値段を高く設定するなんてビジネスの上手い方もいらっしゃる。

そもそも値段なんてあってないようなもので、お互いが合意できれば周囲が何を言おうが問題ないもの。

だからこそ、パーセンテージのオフ率ではなくて、絶対的な価値に重きを置く。

じゃぁ絶対的な価値ってなんなのか。

本当に欲しくて、必要な商品なのか

ってこと。

当たり前なようで、意外と出来ない。

常に自問自答する。

本当に欲しい商品で、その値段に納得できれば別に問題はない。それを1ヵ月後に多少安く売っていようが、他の店で在庫処分していようが、それはそれ。

実際にセール品の溢れる店で、手に取った良さげな商品がセール対象外って結構あること。それはセールにしなくても売れる商品からに他ならない。

”安いから買う”んじゃない。”欲しい。必要。だから買う”を徹底するのです。

自分の衝動をコントロールできる人は多くない

とは言え、この欲しいをコントロール出来る人はそう多くない。格言う私もその一人。

だって安いから、可愛いから、欲しくなるというのも事実。一度欲しくなってしまえばそれは必要なモノになるのです。

でもそれだったら買ったらいい。

でも買って、それをちゃんと振り返る。かって正解だったのか。無駄な買い物だったのか。

そうしたら、やはり年の功というか、経験というのは重要で、年を重ねるごとにお金の使い方が上手くなるし、今までは無性に欲しくなっていたものが、大した価値のないものだということがわかってくるはず。

衝動買いは”失敗”する前提で。

衝動買いはあまり良くは言われない。

そりゃそうだ、何の検討もなしに実行することで良い事なんて買い物に限らずほとんどない。

ただ同時に衝動買いを楽しんだり、運命の一品に出会ったから買って良かったという話も聞く。

もちろん勘とか、感覚で買い物に成功する人もいるかもしれない。ただ基本的に勘とかっていうものは、経験に裏打ちされたものなので、仮に衝動買いでもそれなりの買い物が出来る人は、それは単に検討時間が著しく短いだけ。

別にすごいことをしているわけじゃない。

誰だってレストランのメニュー決めるのはほぼほぼ数秒から、長くても数分で決められるはず。それは経験があるんだもの。

だからこそ衝動買いをするんであれば、練習、訓練するつもりで、失敗する前提で買うのです。

新しいものを得ることで得られる高揚感は大事

別にミニマリストを目指すとは言っても、買い物で得られる高揚感を否定するわけじゃない。

買い物をするというのは、新しい経験、価値、感動を得ることで、それが単に買うという行為だけで手に入るのは、なんともお手軽で、すばらしい。

時代が時代なら服一つにしたって早々買ってはいかなかったはず。

だから買い物をするときは、これが自分の生活の何をどれだけ変えてくれるかを考えたほうがいい。

IPhone7をもっている人がIPhone10にしたところで、性能があがるだけ。顔認証が出来るからといって、そこまで生活が変わるとは思えない。

でもIPhone6の人がIPhone7にすると、モバイルSuicaが使えるようになる。モバイルSuicaを使うと、もしかしたら現金生活から電子マネー生活に変わるかもしれない。生活が変わるってのはそういうこと。

スニーカーを買うことで、より歩くように。

カメラを買うことで、日々の思い出に敏感になるように。

そういう未来が描けるのであればとりあえず買ってみるのもありかもしれない。

最後に

というわけで、買います。

次はビデオカメラを狙っています。

これで娘の色々を動画に残すんだと思って現在物欲を沸々と煮えたぎらせています。

ただ如何せん年に数回ぐらいしか稼動せずに、後は押入れに収まってしまう未来も想像できて躊躇しているところ。

買う前に、買った後の生活を可能な限り検討する。

本当に必要なのは可能な限り検討して、買った後にもその努力を続けること。

そういうことでしょ!?

わっしょい

もっと暮らしをデザインしたいと思う今日この頃。そんな色々が軽く読める。気付きを得るにはいい本。

 


タイトルとURLをコピーしました